2019年5月13日月曜日

まさか、私が(2)

前回に続いて今回も『まさか、私が』について書いていきます。
前回にも書いたように、
このドラマの面白さはドロドロした不倫劇で、
速い展開とホームドラマ調、コメディ調、サスペンス調と、
いろいろな要素が詰まった内容にあったんですが、
それだけでなく、それ以外のところにも興味が湧いてましたね。
まず主な出演者なんですが、主演が日色ともゑさん。
夫役に早川保さん。
娘役に元プロレスラーで歌手でもあったマッハ文朱さん。
息子役に子役の頃の黒田勇樹さん。
姑役に風見章子さん。
そして、日色ともゑさんと不倫関係になる年下の男役が北詰友樹さん、
という配役になっていて、日色ともゑさんを始めマッハ文朱さんや黒田勇樹さんなど懐かしい顔ぶれがそろってました。
ドラマは日色ともゑさんと北詰友樹さんの年の差不倫を軸に夫婦の問題、家族の問題と展開していき、
そして家庭崩壊へと進むんですが、最後に家庭崩壊から再生へと向かうところで終わるという、
よくできたストーリーだったと思います。
ところで、不倫相手役だった北詰友樹さんはなかなかの二枚目で、
当時流行っていたトレンディドラマでも主演できるのではないかと思うほどだったんですが、
意外にも目が出なかったようで、時々サスペンス・ドラマに悪役で出てるのを見かける程度でしたね。
その後はずっとテレビで見かけることもなく、
その後インターネットで、芸能界を引退して一般人に戻っているということを知りました。
芸能人として長く活躍できるかどうかは見た目だけではわからないものですね。
それはともかく、このドラマの話題になるところは他にもあって、
脚本が最初の方は永井愛さん、中盤辺りから吉村ゆうさん、最後の方が友澤晃一さんと
人気脚本家を起用してます。
だから面白いんですね。
それから、主題曲の『愛・メモリー』の作曲は、何と、あのベンチャーズだったのです!
あのベンチャーズが日本の昼ドラの主題曲まで作るとは、すごいというか意外というか。
そして、その主題曲を歌っていたのが、歌手で女優の鹿島とも子さんなんです。
鹿島とも子さんについては当時は全く知らなかったんですが、
その後、あの大事件を起こしたオウム真理教で出家していたことが報道され、
オウムから逃げた自分の娘を無理やり教団内に連れ戻すため拉致監禁事件を起こして逮捕されたことで話題になってましたね。
事件後、オウムから離れ、反省謝罪して社会復帰されてるようですね。
そういうわけで、いろいろ話題になった思い出深いドラマでした。
このドラマの動画がネット上にないかと探していたら、
YouTubeでやっと1つだけ見つけました。
第9話だけで画質もかなり悪いですが、懐かしいので貼っておきます。







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