2019年5月8日水曜日

古畑任三郎

今回のお気に入りテレビドラマは『古畑任三郎』です。
冒頭に犯行が描かれ、最初から犯人が明かされるということ、そして主人公の警部補・古畑任三郎がいかにして犯人のアリバイを崩していくかということに焦点が当てられていること、それから、犯人は有名人や社会的地位が高い人物が多く、その犯人役は大物芸能人が演じているということも刑事コロンボと同じ手法がとられていて、刑事コロンボのパクリのような作り方ですが、面白かったから許せます。
それに、このドラマの面白さとして独自の設定の部分も大きく、主人公の古畑任三郎の人物像や脇役の面白さと魅力があります。
まず古畑任三郎の魅力は演じた田村正和の魅力が大きいですね。コロンボと違って変人であってもダンディでオシャレなところや独特の個性があるところが魅力でもあり面白さでもありました。
そして脇役も、部下の刑事役の西村雅彦や石井正則などの個性もなかなか面白かったですね。
ドラマの構成も独特の雰囲気とコメディっぽいところなど面白い作りになっていました。
私がこのドラマを最初に観たのは第1シーズンの堺正章が犯人役で出ていた回で、堺正章演じる中村右近と古畑任三郎が自動販売機をバンバン叩いてる場面からで、その時の独特の雰囲気と田村正和の独特の個性的な演技に惹きこまれました。
後になると約束事にとらわれない実験的な内容も多く、マンネリ化しないような工夫もされていて、そういったところも面白さの1つでしたね。











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